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社会の責任

●高校生「配りきれず面倒」郵便446通隠し逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101212-OYT1T00185.htm

川崎市の男子高校生が、郵便物を配達せずに隠したとして、郵便法違反(郵便物隠匿)容疑で逮捕されたそうだ。

私も学生の頃、郵便配達のバイトをしていた。年賀状の配達のバイトに応募すると、だいたい12月から予行練習のような形で仕事が始まる。仕事を始める前に、一番最初に習うのは、かつて起こった不祥事についてで、その中には、現金書留の盗難、郵便物の破棄などがあった。こんなバカなことはやるな、と職員の方から、しつこく言われる。そんなバカなことをする奴がいるのかと当時思ったのだが、これが毎年のように起こるのである。

こういう事件が起きると、こんな学生を育んでしまった社会の責任を問うような意見が挙がる。私もそういう思いを持たないわけじゃないし、実際、責任の一端は社会や大人にあるのかもしれない。しかし、アルバイトをしている多くの学生は、こんな不正などせずに、ちゃんと働いているわけだから、やはりこういうことをやってしまう子というのは、いわば、特殊なケースで、ちょっとおかしいんだと思う。そういう子の犯罪を含めて、社会の責任とすることには、偽善的な雰囲気を感じてしまう。ちゃんと一個人の責任が大きいことを示すほうが、本人にとっても、他の学生にとってもいいと思う。

ただ、こういう犯罪を犯してしまった学生をちゃんと更生させる仕組みは、国家や社会がちゃんと考えてあげないといけない。この高校生はまだ16歳だという。この犯罪によって、人生が大きく狂ってしまうようなことは回避してあげないといけないだろう。そして、人間としての本質のところで、こういうことはしちゃいけないんだってことをちゃんと叩きこまなければならないだろう。

とかく、国家や社会の責任を広げて解釈しがちだが、広げて全体のレベルを下げるのではなく、狭くとも果たすべき責任を全うし、その部分でのレベルを高めるほうが、機能として意味があるように思う。そういう意味で、こういう学生を育んだことについての社会の責任ではなく、この子を更生してあげる社会の責任を、ちゃんと見ていかなければならないだろう。
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テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

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辻 大志

Author:辻 大志
コンサルティング会社に勤める会社員。
この場を借りて、自分の意見や考え、日々の戯言を綴っています。
一人でも多くの方に読んでいただき、繋がりを持っていきたいと思っています。
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