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政治と文化

●角川書店、都に対抗し独自行事 アニメ規制へ反発
http://www.j-cast.com/2010/12/29084745.html

東京都の青少年健全育成条例改正に反対し、2011年3月の「東京国際アニメフェア」への参加中止を表明していた角川書店が、「東京国際アニメフェア」と同時期に独自でアニメイベントを開催すると発表したそうだ。イベント名は「アニメ コンテンツ エキスポ」でキングレコード、アニプレックスなどのアニメ関連企業計8社が準備委員会として名を連ねているとのことである。

まず、青少年健全育成条例改正については、以前も取り上げたが、私は基本的に反対である。これは一方的に制約するようなものではなく、基本的には業者側が自主的にルールを作るのが筋だろうと考えている。今後、性的描写に限らず、様々なコンテンツに対して、それを見たい人と見たくない人をどのように共存させて、コンテンツの流通を図るかという問題はより多く生じるだろう。そういうことを業者側が自主的にルールを作っていくのが健全な形だろうと思う。

で、この「東京国際アニメフェア」だが、こういったイベントに東京都が関与すること自体に、私は違和感を覚える。確かに、行政として文化を振興していくことは重要な活動の一つだとは思う。しかし、行政府が行う文化の振興というのが、こういうイベントに金を出し、クチを挟むというようなやり方であることがどうも解せない。
予算案によると、東京都負担金は1億2500万円だそうだ。この金額は決して大きなものとは思わないが、もっと違う使い方があるように思う。そして、こういう関与があるがために、東京都の条例改正の反対によって、不参加企業が出てきてしまう。これは、アニメフェアに行きたいと考えている一般の人々にとってマイナスだ。

不参加企業を責める人もいるかもしれない。しかし、これは抗議行動として、少ない手段の中から選んだものであろうと思う。東京都という行政を担う自治体が、アニメフェアというイベントに妙な形で加わることで、政治と文化が結び付けられ、影響を及ぼすような関係になってしまう。これは文化としてよろしくない。本当に文化振興のためであるのなら、まずはこういう文化イベントにカネとクチを出すようなやり方を見直すべきように思う。
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テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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辻 大志

Author:辻 大志
コンサルティング会社に勤める会社員。
この場を借りて、自分の意見や考え、日々の戯言を綴っています。
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